2016年8月6日土曜日

群馬県 横山ゆかりちゃん事件(1996年)



  
1996年7月7日(日)、事件は群馬県のパチンコ店で発生しました。横山ゆかりちゃん(4歳の女の子)が、パチンコ店から突然姿を消したのです。


ゆかりちゃんは父と母、妹(当時0歳)の3人とパチンコ店を訪れました。七夕感謝デーのちらしを持って10:30ごろ来店。当時は子供連れの家族も珍しくなかったようで、当日も4~5人の子供が店内にいたそうです。

 
(当時「パチトピア」 現在は「ドバット太田南店」 大田市高林東町1594)


時間を持て余していたゆかりちゃんは、店内をウロウロしていました。その後 正午ごろ、持ってきたお弁当をお母さん(と妹)と一緒に自分たちの車の中で食べました。ゆかりちゃんは食欲がなく、ほとんど食べずに3人はすぐに店内に戻りました。

誘拐犯と思われる、帽子にサングラスの男が入店してきたのはPM1:27頃。男はパチンコを打たず、店内をぐるぐると回っていました。まるで他に目的があるように。


ゆかりちゃんはPM1:32頃、「もういちどご飯を食べたい」とお母さんに伝えました。お母さんはお弁当をゆかりちゃんに渡し、店内の長椅子で食べるように言いました。


長椅子の隣には先程のサングラスの男が座っていました。その後、ゆかりちゃんはお母さんの元に歩いてきて、「やさしいおじちゃんがいる」と伝えました。お母さんは「ついていったらダメよ」と念を押したのですが、その後ゆかりちゃんは店内からいなくなってしまいました。

店内の防犯カメラ記録によると、まずサングラスの男が長椅子から離れ、その後2分してゆかりちゃんがついていくように外に出て行ったそうです。

その後、20年たった今もゆかりちゃんは戻ってきていません。

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